荻道・大城と連称される両集落はフクギ並木、石垣、古いカー（井泉）が周囲の自然環境と共存するような沖縄の伝統的な集落風景が見られます。
湧水が豊富で集落の各所に点在する井泉群はその歴史的価値と、現在も暮らしと地域の年中行事・伝統行事の拠り所となっていることから「平成の名水百選」に選ばれています。

また、歴史的な景観や美化運動、地域づくりの取り組みは「沖縄、ふるさと百選（認定第一号）」「日本のあるきたくなる道500選」「住まいのまちなみ賞」など、数多く受賞しています。

ゆっくり、深呼吸しながら、荻道・大城を歩いてみませんか？
 

面シーサー＆シーサー群像

民家の塀にずらりと並ぶ面シーサーや多くのシーサーが設置されています。
表情も様々、思わずひとつひとつの表情を観察したくなります。

テラコッタ（オブジェ）

集落のあちらこちらにたたずむオブジェたち。
芸術にも触れることができるのも荻道・大城コースの魅力のひとつです。

オオゴマダラ

日本のチョウとしては最大級の「オオゴマダラ」はサナギの時には黄金色。
運が良いと、地域で大切に育てられたオオゴマダラに出会えます。
琉球王朝時代にも同じようにオオゴマダラが、ひらひらと集落を舞っていたかも…。