ナスの御嶽(なすのうたき)

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仲順の集落のはずれから屋宜原へ向かう道路沿い、水道タンクの南側の杜がナスの御嶽である。

『琉球国由来記』(1713年編集)によるとここに祀られている神は「ナスツカサ御イベ」で、安谷屋ノロが祭祀を掌っていた。御嶽の中にある琉球石灰岩の大岩が御嶽の本体(イベ)だと考えられる。この岩の上には、舜天・舜馬順熈・義本の三王を葬ったとされる墓がある。仲順の集落はかつてこの御嶽一帯にあり、御嶽を「腰当て」として南側に発展していったといわれる。平成7年6月16日に村の史跡に指定された。

INFORMATION

基本情報

郵便番号 901-2303
住所 沖縄県中頭郡北中城村仲順

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