あやかりの杜

  • EM暮らしの発酵ホテル

1日中過ごしても楽しい複合施設。「あやかりの杜」

太平洋と東シナ海を東西に眺めることができ、小高い丘に建つ「あやかりの杜」は、図書館やスコーレ(講座)、ドミトリーやキャンプ場と4つの機能を有した複合施設です。

「先人にあやかり、異文化にあやかり、人間同士があやかることをとおして、人をつくり、ネットワークをつくり、地域をつくること」を理念として、2008年に開館しました。

 


 

図書館を愛する人で賑わう喜び

 

「あやかりの杜」の図書館には約85,000冊の蔵書があり、年間約55,000冊を貸出し、図書館への入館者は約24,000人にも及びます。

 

あやかりの杜図書館で司書をされている瀬底香織(せそこかおり)さんは、図書館からの眺めがお気に入りとのこと。コロナ禍で制限あるなかでも、図書館に足を運んでくれる利用者の方が、この景色を望む読書席でゆっくりされている姿をみかけると嬉しいそうです。

 

 

取材をしていると、ランドセルも忘れて、読書に夢中になる小学生の姿がありました。それは、地域の子どもたちのドキドキ・ワクワクが詰まった場所になっていることの証のようで、そんな風景を見て、この場所の魅力を感じられたようでほっこり。

地域の憩いの場になり、賑わっていることが何よりも嬉しいと語ってくれました。

 

 

 

 

生涯学習としての発表の場。

 

図書館の前のロビーには展示スペースがあり、地域の子どもたちの作品が展示されていました。また、施設内では村内の講師による生涯学習講座も行われています。

 

 

あやかりの杜の展示ロビーは、生涯学習講座の受講生が日頃の作品の成果や村民の趣味を発表する場所です。

 



 

自然に包まれる宿泊施設

 

豊かな自然環境の中で野外活動を楽しめるよう15のテントサイトと宿泊施設(ドミトリー)が有ります。バーベキューや蝶の観察などがお楽しみ頂けます。

 

 

スコーレの野原浩司(のはらこうじ)さんが自慢の面持ちで紹介してくれたのが大きなガジュマルの木です。樹齢は不明ですが、その圧倒的な存在感には驚かされました。まさに「あやかりの杜」のシンボルです。

 

 

 

あやかりの杜では、キャンプ場で出会った昆虫や植物を図書館の本を利用し、観察することができます。

 

大自然に包まれた宿泊施設は、沖縄県内だけでなく、県外からの宿泊客も多いそうです。キャンプ場としてはとてもリーズナブルで、北中城村民は500円、村外でも1,000円で宿泊できます。

 

 

 

見晴らしがよく、くつろげるお洒落カフェ。

 

また図書館や施設の利用者もくつろげる場所として、2階に珈琲が専門のお洒落カフェ「Rainbow Terrace Okinawa」があります。

 

美味しい珈琲やマフィンなどのデザートやピザやナシゴレンなどのお料理も楽しむことができます。 

 

宿泊したときは、野外テラスでBBQを楽しんでみてはいかがでしょうか? 風光明媚なこの場所を気に入って、結婚式を行った人もいるそうですよ。

 



 

 

地域の生涯学習の憩いの場を目指して

 

地域の人も観光客も、たくさんの人が訪れる「あやかりの杜」。図書館の利用をするも良し、少し疲れたらカフェで寛いでも良し、今週の土日はキャンプしようと思い立っても良し。「あやかりの杜」は、小さなお子様から高齢者の方まで、誰でも1日中楽しむことができる場所です。

 

 

 



 

沖縄CLIPフォトライター (株)村上佑写真事務所 https://okinawaclip.com/ja/detail/2046

 

INFORMATION

基本情報

郵便番号 901-2311
住所 沖縄県中頭郡北中城村喜舎場1214番地
営業時間 図書館: 平日10:00〜20:00 土日祝 9:00〜17:00
スコーレ、ドミトリー、キャンプ場 :平日9:00〜20:00
定休日 月曜日、12月29日から翌年1月3日、慰霊の日
電話番号 098-983-8060
公式URL https://www.ayakari.jp/

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